
BlockFi(ブロックファイ)は2017年にアメリカで設立された仮想通貨専門のレンディングサービスを提供している企業だ。この暗号資産金融サービス会社BlockFiは、伝統的な金融業界から2人の著名な幹部を獲得した。
BlockFi は、雇用を続けており、元アメリカン・エキスプレスの幹部を採用したことで、ビットコイン・リワード・クレジットカードの発売に近づいていることを示している。
同社は本日、元アメリカン・エキスプレスの副社長であるウィットニー・ラシュリンを最高成長責任者として採用したことを発表した。
ラクリン氏のLinkedInによると、BlockFiに入社する前は、クレジットカード大手のアメリカン・エキスプレスに12年間在籍し、アメリカン・エキスプレスの総請求額の20%を占める4枚のカードの成長戦略を指揮していたという。そのため、BlockFi は、自社のクレジットカードの立ち上げに向けて準備を進める中で、Rachlin の経験を活用したいと考えている。BlockFiに入社する前、Rachlinはプルデンシャル・ファイナンシャルに2年間勤務していた。
「マーケティング、リワードプログラム、支払い処理の間には、カード処理やサービスのバックエンドで多くのことが行われており、パートナーとの連携が必要になります。パンデミックの影響で、一部のパートナーの動きが少し鈍っています」
とCEOのザック・プリンス氏は述べている。
プリンス氏によると、BlockFiは2020年の第4四半期にカードの第1ラウンドを立ち上げる予定だという。最初のバッチはBlockFiの従業員や他の戦略的なクライアントに配布して開始する予定だが、カードのフルローンチは2021年に予定されている。
年会費を徴収するかどうかは現時点では不明だが、もし年会費を徴収することを決定した場合、カードは異なる支出レベルに対応したインクリメンタル・リワードを提供する可能性が高いとプリンス氏は述べている。また、このカードは当初、プライム層の借り手をターゲットにしている。
クレジットカードは、本格的な金融サービス会社に進化するBlockFiのより大きな計画の一部である。BlockFiは2月、モーガン・クリーク・デジタル、CMTデジタルなどが参加し、ヴァラー・ベンチャーズが主導する3000万ドルのシリーズBを発表した。当時、CEOのザック・プリンス氏は、BlockFiは「暗号融資というカテゴリーとの関連性が薄れ、ますます多様な金融サービス事業体として認識されるようになるだろう」とThe Blockに語っていた。
確かに、同社は昨年、リテール証券会社のサービスを開始し、最近では独自のネイティブアプリを展開する過程にある。最近では、資金調達口座とローンの量が過去最高を記録し、現在は100人以上の従業員を数えているとプリンス氏は述べている。
BlockFiはまた、元クレディ・スイスのディレクターであるデビッド・オルソン氏を新たなグローバル・マネージング・ディレクターに加えた。オルソン氏はBlockFiの機関投資家向けビジネスに注力する。クレディ・スイスでは、オルソンは超富裕層の顧客に焦点を当てたプライベート・バンキング・チームを率いた。
また、事業戦略と運営を強化するために、3人の取締役を新たに採用したことも発表している。元LedgerXのロブ・マーゴリス氏はBlockFiの機関投資家向けサービス担当ディレクターに、ミッチ・ポート氏は戦略・アナリティクス担当ディレクターとしてKrakenから採用され、元Petalでプロダクトオペレーションと戦略マネージャーを務めていたディラン・スティリアーノ氏はビジネスオペレーション担当ディレクターとしてBlockFiに入社した。
(翻訳元:TheBlock)
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