「ビットコインを買え」が、進行中の世界的な金融危機に対するマントラとして一躍浮上している。
ビットコイン
ビットコインが半減期を迎えたことで、このコインにスポットライトが当てられ、半減期イベントは仮想通貨(暗号資産)業界だけでなく、それ以外の領域でも広く報道されるようになった。
Google Trendによると、日本国内のGoogle検索において、本日、「半減期」のキーワード検索数が過去5年間で最多となった。
12日未明のビットコイン半減期を控え、Twitterでは楽観的なセンチメントで溢れている。正直、仕方ない。仮想通貨界隈きってのお祭りだもの。
ビットコインはまたしても10,200ドルレベルで強い抵抗に直面しており、クジラがロングポジションの清算を開始したため、急激な売りが発生している。
Google Trendsによると、ビットコインの半減期はかつてないほどの牽引力を得ている。それは以前の半減期に対する期待を超えている。まあ公平に言うと、ビットコインは2016年にはそれほど有名ではなかったのだが。
昨日の早朝の時間帯にビットコインが10,000ドルの領域に作った短いジャンプに続いて、仮想通貨市場全体の時価総額は、1日で130億ドル以上の急上昇で、愛好家が信じられないほどに膨れ上がった。
4月29日から5月7日までの間に、ビットコインの評価額は7714ドルから上昇し、一時10074ドルにタッチした。これは簡潔に言えば30%の上昇だが、これまでに見たことがないような上昇ではない。
ここ数日の価格行動は、間違いなくビットコインにとってポジティブなものとなっている。数週間にわたって勢いを構築した後、ビットコインはついに今週、10,000ドルを突破し、10,100ドルの高値をつけた。