
すでにイーサリアム 2.0の7月ローンチの話を聞いているだろうか?さて、イーサリアムの共同創設者、ヴィタリック・ブテリン氏はカンファレンスでの質問を聞き間違えていたとして、ローンチは第3四半期であると再度回答した。
7月のローンチ日を議論しているTwitterの会話の応答で、ヴィタリック氏は次のように答えている。
「ええ、ローンチは「7月」とは言っていない。おそらく質問に「7月」という言葉が含まれていたのでしょうが、質問されたときに「7月」とは聞いていませんでした。間違いなく「7月」という言葉を聞き逃すべきではなかったのでしょうが、それは私のミスです。」
それは、現在進行中である暗号資産業界最大のカンファレンス「コンセンサス」で昨日起こった。ヴィタリック氏は、ローンチが ‘軌道に乗っている’と発言したときに、質問を聞き間違えてしまったのだ。2月の初めには、別の開発者が7月のローンチに95%の自信を持っていると語っていたが、それは彼が「まだ軌道に乗っている」と答えた記者によって参照されいた。後日、主催者であるCoindeskへのメールの返信で、彼は明らかにしている。
「私の実際のスタンスとしては、イーサリアム2.0は予期せぬ障害がなく、テストネットも順調に進んでいるという意味では「軌道に乗っている」と考えていますが、スケジュールについてはクライアントの開発者に委ねています。」
衝撃と驚き
2019年以降、開発チームは第2チェーンの初期立ち上げを相次いで進めてきたが、いずれも完了していない。最後の重要な開発は、PoS(Proof of Stake)プロトコルの開始だったが、それは、DAppsアプリケーションとスマートコントラクトプラットフォームのないパブリックテストネット上でのみ行われていた。
それにもかかわらず、コミュニティは7月のローンチに期待していた。OkcoinのCOOは、彼らに惑わされていることに不信感を表明した。彼はツイートした。
ショックだよー。でも、他のコミュニティの人も7月だって言ってたのに!
さらに、以前CoinGapeでも報告されていたように、最初の4ヶ月間でイーサリアム 2.0の進捗状況を考えると、7月のローンチはまたしても全体設計の一部に過ぎなかったことになる。完全移行が2021年にずれ込んでいるようで、支持者や投資家の間では確信が持てなくなってきているようだ。
複数のハードルが待ち受けている中で、あなたは、このような状況に賭けるだろうか。
(翻訳元:CoinGape)